エアガンカスタム・電動ガン・ガスガン・ミリタリー装備のコンバットドール

火力アップを目的としたカスタムです。

基本的には秒間の発射弾数を増やし、目標地点に密度の濃い弾幕を叩き込む為のカスタムで、銃本体も当然ですが、パワーソースであるバッテリーもスペックアップが必要になります。

それと同時にマガジンからの給弾スピードも合わせる必要があり、トータル的な本体調整になってきます。連射の際は高振動となる為、銃がブレ易く、集団性が落ちる傾向がありますので、振動を抑えながら高レートのスプリングやギアを駆動できる加工を銃本体のバランスを見ながら調整していきます。

専用のショートストロークピストンや軸受け変更、FETなどの組込はもちろん高火力でも幅を持たせて様々なシチュエーションに対応させるのがこのカスタムコンセプトになります。

1）ガタ・ブレ補正

モーターとメカボックスの連結及び固定。独自理念に基づく加工部位で、動作スピードを落とす事無くストレスを減らし、サイクルの向上を実現します。機械的部分のチューニング。本体とメカボックスの固定や、銃身部の固定など、振動による対策を実施します。

2）配線の最短化

高効率のコードも勿論ですが、機種毎の最短ルートで配線組込みします。
長さを短くする事により、サイクルや燃費を向上させます。

3）CD特殊調合グリス

樹脂を侵食する事無く、玩具銃に適切な潤滑度や粘度を3種類のグリス配合にて叩きだしました。
熱酸化安定性や耐水性に優れた白い清潔感のある特殊シリコングリスです。
この潤滑度や粘度により駆動におけるストレスを軽減させることにより、防音はもとより各部位の寿命も延ばします。

この仕様の欠点としては、スプリングレートが強い物を使用しなければいけないので、機械的な負荷と電気的な負荷が増大する為に各部品の耐久性が必要になり、パーツ交換でコストが高くなる事がまず1つと、時間的な感覚では壊れるのが早く感じてしまう事です。

仮にノーマルの秒間15発の物を10万発撃つのと、秒間25発のハイサイクルで10万発撃つのでは、ハイサイクルの方が、5分の3の時間で撃ち終えてしまいます。

ノーマルで1ヶ月に1万発撃ってメンテナンスするのが10ヶ月後なら、ハイサイクルは半年でメンテナンスが必要になります。
クラッシュする前に点検整備をする方が安心です。異音が発生する前に、消費した弾数を目安に整備の必要があります。
壊れてからでは、ダメージが広がっていて、交換部品の割合が増えてしまいます。

火の零式

ノーマルバッテリー対応のプチハイサイクル　秒間20発前後／マルイ電動ガン　M4A1カービン（定価34,800円）の場合
※ハイスペックのバッテリーは使用不可です。

火の壱式

上記から一部パーツ交換と追加でスペックを秒間25発前後／高出力バッテリーも使用可　通常マガジンで給弾ギリギリ

火の弐式

上記までを秒間30前後にサイクルアップ／電動給弾のマガジンでないと給弾不可／プラボディでは性能が保てず、メタルボディに変更

火の参式に関しては、BOXマガジンが標準のLMGでのチューニングの方がお薦めになります。